やりたいことがない = TEAM31 

【インタビュー】阿部大空

【桃太郎インスタグラム】@sora_kaw.a

 

ビジョン クリエイターの育成環境を整える

 

Q1. やりたいことを教えて下さい!

クリエイターの支援を通して彼らの創作というものをより良くしたいというものがあります。 発表する場とか、フィードバックを得る機会が減少してたりとか、バズるコンテンツが今めちゃくちゃ正義みたいになってますけど、純粋な作品評価というのを重視したいなというふうに思っています。

 

Q2. きっかけは?

自分と共同設立者っていうのが、お互い創作好きみたいなところがあって、そういったところで一緒にいい作品を見たいよねとかって意気投合していたという点が一つ目ですね。あとは友達と同じ学部で発表する機会があるんですけど、発表する機会って意外と貴重なんじゃないかと思いまして。友達に自分の作品を見せたり、あとは自分の作品を先生に見てもらえる機会ってめちゃくちゃ必要なんじゃない?ってことで、この「フィードバックス」という事業を始めたという感じです。

 

Q3.現在はどんな活動をしていますか?

現在はそのビジョンに向けてアプリやウェブ系の開発をしています。開発に向けて創業ステーションとかいろんなところに行って企業家の話を聞いてみたりとか、美大生がターゲットの一つになるかなっていうふうに思っているので美大生の話を聞きに行ったりとか、創作者の話を聞くみたいなのを行い、ユーザーニーズを書くとか理解してプロトタイプはなんとなく作りました。それで今はノーコードツールではあるんですけど、実際に開発してみようというところをおこなっています。

 

Q4.実際に行動してみて感じたことや、行動する前とギャップを感じたことはありますか?

最初に出てきたのは創作者っていう概念の大きさがあるなと思ってて。最初に美大生の人に話を聞いていった時に、美大生は創作品に対して、バズらないでコメントをもらうことができればいいんじゃないかというふうに思ってたんです。でも意外と全員がそうじゃないことに気づいて。別に自分の作品を人に見てもらわなくてもいいと思っているデザイナー志向の方とか、バズらなくてもいいと思っている芸術家志向の方がいたり。「創作者」の解像度がまだまだ甘かったことに気づかされましたね。

 

Q5.挫折経験や失敗はありますか?

さっきの話と似ているんですけど、解像度が荒くて。本当に今から作ろうと思っているサービスは創作者に対してプラスなんだろうか?みたいなところをちょっと深く考えるようになりまして。そういったところで、いろんな人にメリットがあるようにアプリのデザインや内容の構成とかをしていかなきゃってなった時に、少し難しくてですね。そういったところで、 机の上でずっと頭をこねてるだけじゃダメだという風に思って、一回プロトタイプとか実際にものを作ってみて、人に反応を見せるってところに一回シフトしました。本当に喜んでもらえるのかという不安の問題はまだ抱えてはいますね。

 

Q6.現在感じている課題感があれば教えて下さい。

今話した詰めが甘かったところですね。他の観点でクリエイターとか創作者の全体の課題みたいなところで言うと、やっぱりバズった方が正義のような形になってしまっている状態があまり良くないんじゃないかなと思いつつ、それにプラスして美術作品っていうのがめちゃくちゃ文脈に頼られてるなっていうのがあって。誰々がやったからすごいというような風潮がかなりあると思ってて。もちろんその文脈を含めた評価っていうのも大事ではあると思うんですけど自分はそれだけじゃないなと思っていて、作品自体の評価というものがしっかりできる世の中になったらいいなって思います。他の人がみんなが良くないと思っていたとしても、自分はいいなって思って、ちゃんとそれを発表できるような環境にしたいなって思っています。

 

Q7.どんな仲間がほしいですか?

自分たちが欲しい仲間は馬力がある人ですかね。今まで起業をしようとしたことが何回かあったんですけどそういった中で一番苦しんだのは、仲間に馬力がないことで、、。どういうことかというと、友達とかを誘ってやるんですけど、「ちょっと彼女と大変な時期だからごめん」とか「今ホストやってて、そっち頑張んなきゃいけないからごめん」とか。言ってしまえば、ちょっと信念の強さと行動の質量がないなっていうふうに思ってて。それを今回は絶対にマネタイズまで行くぞっていう気持ちでいるので、今までで超えられなかった坂を越えるだけの馬力が必要だと思うので、それに共感できるというか、車に例えたら車を本当に押してくれる人たちっていうのが欲しいですね。

 

Q8.どういったチームですか?(どういったチームにしたいですか?)

緩くはあると思います。思い詰めてやっているというよりか、まあ一回やってみてダメだったら別を考えようみたいな。雑談も交えつつみたいな感じで。だけどお互いのやりたいことというか、ビジョンっていうのは共感してて、お互いやっぱり創作者支援していきたいよねっていうのはあるので、そうやって協力してやれるのが一番いいのかなっていうふうに思ってますし、これからもこの感じでやっていきたいなって思ってます。

 

Q9.活動の中で大切にしていることはありますか?

一番はやっぱ馬力を落とさないことかなと思ってて。自分は今大学四年生で、卒業延長って形で2026年の春に就職することになると思うんですけど、今一応就活とかもやってて。そういった中で、火力を落とさない、馬力を落とさないっていうのは一番考えてますかね。定期的にずっと締め切りを作って動き続けることを意識してます。

 

Q10. 頑張れる理由は?

自分はもう本当にお金が欲しいっていうだけなんですけど、いろいろな目的を集めた時の手段としてお金があるので、お金はまず欲しいっていうのがあって、自分の共同設立者はそれこそ自分の興味範疇だったら起業したいみたいな人だったので、彼の興味範疇である「芸術」とか「創作」で起業をしたという形になってて。それらがそれぞれ頑張れる理由ですね。

自分は自分の手でお金を稼ぎたいっていうのがあって、アルバイトとか正社員になってとかじゃなくて、自分の道で直接お金をもらう経験をしたいって思ったところです。

 

Q11.やりたいことがない・見つかっていない人へメッセージをお願いします!

やりたいことがない人っていろんな理由があると思うんで、例えばなんだろう…やりたいことが本当はあるけど実際やってみたら、技術的に考えたら無理かもしれないな、とか他にもっとやるべきことってあるかもしれないよなぁみたいな風に考える人ってめちゃくちゃいると思うんですが、自分はそれもいいと思いつつ、自分の人生の主人公は自分だと思うので悔いのないように頑張ってほしいなって思ってます。

とかでいいんですか?大丈夫ですか?笑

 

Q12. 目標、または桃太郎ピッチに向けての意気込みをどうぞ!

自分たちの伝え方もしっかりしていかないといけないと思っていて、多分ピッチっていうか 出店になると思うんですけど、話すときもなかなか初めてなので手探りではあるんですけどしっかり自分たちのビジョンっていうのを伝えれたらいいなっていう風に思ってます。

 

 

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