TEAM31代表のゆうもんです。
この団体を動かしていると、運営や参加者からよくこんな言葉をもらいます。「やりたいことがないわけじゃないんです」
そうそのとおり、実際やりたいことが全くない人なんていないとは思います。でも、言語化できないモヤモヤを抱えていますよね。
そこにはこれをやっていくんだ、これを頑張るんだ、これが軸なんだと人に語れる何かがない。
盲目的に目の前を楽しめる人はそんな悩みをもたないのに考えすぎなのかなとかおもうけど、考えちゃうし止まっちゃうんだから仕方ない。突破口を見出さない限り友達にも言い出しづらいし、伝えても仕方ないこの悩みからは抜け出せない。
問題なのはこのもやもやは向き合おうとしなければそこまで大きな問題には見えないということ。
みんなそんなことは忘れて友達とわちゃわちゃできるわけです。でも確実に就活や大学卒業というタイムリミットが迫ってきてしんどいし、やらなきゃという気持ちに駆られてそれっぽい自己分析と面接練習をして大量の説明会に参加していくんです。
こう見てみるとすごくしんどい世の中ですよね。
ここで最も大事で伝えておきたいことがあります。
「確信なんてものには出会えない」
絶望しないでくださいね、そして勘違いはしないでください。
どういうことかというと、確信めいたどうしてもこれがやりたいっていうことは仕事をしていく中での経験で見えてくるものです。
実をいうと、人の心理とキャリアを扱うコーチングという分野ではある定説があります。
それは、25歳以上で社会経験がない人はコーチング対象外ということです。びっくりですよね。悩んでも仕方ないって言われてるみたい。これには半分賛成で半分反対です。
どういうことかというと、25歳にならなくても皆さんはいろんなことを経験しているし、今からやろうと思えば若くても経験は詰めるということです。だから今のあなたの中にある過去や欲求をしっかりふかぼるだけでも道は見えてきます。
だけど、ここでなんでみんなただ単に自己分析してもしっくりこないかということなんですね。
僕も、5年前は50個くらいのフレームワークを試しましたが、どれもしっくりきませんでした。なぜなのか。
それは、自己理解の中のピースを社会と連結させる術を知らないからです。
勝手に自分には強みがないと自己評価したり、自分にしかない価値観をみんなも持ってると思い込んでいたり、その価値観や好きを仕事や社会で生かすことがイメージつかない。
社会をしらない、自分を客観にできないと検索ワードが作れないからそりゃあ未来の選択肢なんてヒットしないか大量の情報がヒットしちゃってピンとこないよね。
だから、一番は社会を知っていて、なおかつ心理やマインドを理解している人から吸収することが第一なんです!仕事や会社を知るよりまず、よくわかってない社会を知ることによってたくさんのことが見えてきます。
人生設計の仕方は正直資本主義と直結する部分が大きい。資本主義をわかっていないと誰かが言っていた「石の上にも三年」と「おかれた場所で咲きなさい」、「すきこそものの上手なれ」みたいな相反する考え方のどっちをとるべきかで迷ってしまう。
これは臨機応変にタイミングやフェーズによってどんな考え方をするべきか決まるんです。でもみんなゼロ百でどの考え方を採用するか考えるからわけわからなくなる。
資本主義や人生設計の基礎をわかればどう考えるべきかのグラデーションはすぐ見えてきてバランスをとった思考が身につくはずです。
ぜひこういう風に考えて向き合ってみてほしいと思っています!
また明日も更新していきますね!

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